住宅設備の配置のヒント。。。

間取りを考えるのって楽しいですよね。でもだんだんと「ああしたい、こうしたい」を詰め込みすぎていつしか間取り迷宮へ。。。こうなるともう何が正解かもわからなくなってしまって、最終的にはやりたいことをあきらめていく作業になってしまいます。それではせっかくの間取りつくりも楽しいものでなくなってしまうので、少しでもヒントになればと思い、必ず必要な住宅設備の配置のヒントを書いてみます。間取りつくりは漠然と始めるのではなく、まずは優先順位と制限をよく理解してから臨むのがおすすめです!

 

最初にトイレ。戸建だと2か所ある家が多いですね。トイレの配置で気を付けるポイントはまず階上にある場合にはよく人がいる場所(リビングや日中だれか滞在しているお部屋や寝室)の真上に配置しない。流水音は想像以上に気になります。どうしてもというときには防音処置を徹底的にしましょう。次に玄関とご対面してしまう配置。これも気を付けたいポイントです。寝室からはなるべく近いほうがいいですね。そしてリビングやダイニングのすぐ隣(距離が近い)も避けたいです。どうしても落ち着かないですし、特に来客の際、使うときもお貸しするときもお互い気を使います。

 

次に見落としがちな給湯器。やはり正面は家の表情にあたるので、側面や裏側に配置したいというのはよくある声ですね。気を付けるポイントはお湯を使う場所からなるべく近くすることです。お湯を使いたいとき、温かいお湯が出るまで水を出します。単純に配管距離が長くなるほど捨て水が増え、使わない水道料が増えるということに。何十年も住むわけですから、この差はかなり大きくなってしまいます。多くの間取りで水回りが近い場所で固まるのにはこういった理由もあります。

 

洗濯機とランドリースペースの配置は家事を少しでも楽にするためにとても重要になってきます。最近では室内干しや2階ベランダに洗濯物を干す方が増えています。プライバシーの問題や花粉、車の排気ガス対策なんかもありますね。1階に洗面所、洗濯機があって2階に洗濯物を干されるお宅は結構あるかと思いますがとっても大変ですよね。毎日のことのなので可能な限り近くしましょう。脱衣室は意外に物が集まります。なるべく大きく、可能であればランドリーパイプがつけられると尚いいですね。この時、浴室に暖房乾燥機があれば浴室内もランドリースペースとして使えるのでお勧めです。

 

キッチンはバリエーションも豊富で一番悩ましいLDKに直結するのでとても重要です。DKにLをくっつけるように考えたほうが考えやすいと思います。キッチンとカップボードを対面で置くときはスペースを大きく取りましょう。800㎜以上スペースがあると同時に食洗器やトレーボードを引けるのでストレスを感じにくいです。L型キッチンは意外にデッドスペースが多くなります。十分なスペースがない場合は気をつけましょう。冷蔵庫、カップボード、ダイニングテーブルとの動線が大切です。出す、仕舞うの往復がとても多い場所です。冷蔵庫が一番奥にある場合、家事をしているときに誰かが冷蔵庫のほうへ行きたいと交差してしまいます。キッチンは人の交差がないのが理想です。

 

取り上げればキリがないので簡単にまとめてしまいましたがいかがでしょうか?少しでも間取りのヒントになれば幸いです。

では!

 

 

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